【鬼滅の刃】片羽の蝶1~3話のあらすじ・感想 おばみつ・胡蝶姉妹の過去・天元の稽古

【鬼滅の刃】片羽の蝶1~3話のあらすじ・感想 おばみつ・胡蝶姉妹の過去・天元の稽古

片羽の蝶
出典:ジャンプジェイブックス
今回は鬼滅の刃の小説(ノベライズ)である「鬼滅の刃 片羽の蝶」を読んでみましたので、簡単にあらすじと感想を書いていきたいと思います。
一部ネタバレありのため、ご注意ください。

全6話収録されていますので、本記事では3話までの紹介としたいと思います。

4話以降は以下の記事にて紹介しています。

鬼滅の刃の関連としては以下の記事を書いていますので、興味があればどうぞ。

あわせて読みたい
     

第1話 片羽の蝶 あらすじ


出典:鬼滅の刃アニメ
主な登場人物:悲鳴嶋行冥、胡蝶カナエ、胡蝶しのぶ

悲鳴嶋が一家で鬼に襲われていた胡蝶カナエとしのぶを助ける。
その後、カナエとしのぶが悲鳴嶋の所に訪れ、鬼殺隊になりたいと志願するも、姉妹の優しすぎる心や小さな体から鬼殺隊は無理と判断して断るが・・・。

第1話 片羽の蝶 感想

原作では過去に悲鳴嶋が胡蝶姉妹を助けたということくらいしか接点がありませんでしたが、その当時の話を詳細に知ることができました。

小説に挿絵があるのですが、そこを見るからに胡蝶姉妹が小学生くらいの年の話だと考えられます。

このころのしのぶは感情の起伏が激しく、よく言うと人間らしいところがよくみられます。
原作ではカナエを失った後なので、あまり感情がないような印象ですが、昔はこんな感じだったんだなーと思されました。
思い出してみると、原作の回想シーンで姉妹でカナヲを引き取った場面があったと思いますが、あの時のしのぶも感情がよく表に出ていました。
そう考えると姉のカナエを失い、しのぶの人生も大きく変わってしまったというところが描かれているのでしょう。

悲鳴嶋さんとしてもとある条件をクリアすれば育手を紹介すると言ったものの、二人には無理だろうと判断しての課題のはずが、二人はクリアしてしまい、鬼殺隊に入隊することとなってしまいました。
本当にこの判断をしてよかったのだろうかという葛藤があったようで、その様子も描かれています。

結果として二人は柱稽古のシーン以降はもう顔を合わせることも無かったので、そこを考えるとちょっと切なく感じました。

第2話 正しい温泉のススメ あらすじ


出典:鬼滅の刃アニメ
主な登場人物:宇随天元、我妻善逸、嘴平伊之助、雛鶴、村田

宇随天元の柱稽古を善逸と伊之助が受けているシーンから始まるが、善逸だけ天元からの特別訓練として「温泉を掘る」という訓練をすることになる。
善逸はそれを拒否するも、天元の嫁3人と混浴という話になり、やる気を出すが・・・?

第2話 正しい温泉のススメ 感想

柱稽古の時の話となりますので、刀鍛冶の里編が終わった後の話です。
炭治郎は重傷を負っているため、今回の話には出てきていません。

本編では各柱のところを順番に回っていくというのが柱稽古でしたが、初っ端の元音柱、宇随天元の修行の時の裏話を知ることができました。

上弦の陸を一緒に倒した仲?であるせいか、善逸は名指しでしごかれていたようです(笑)
しかし、その天元にも本編で放ったあるセリフがあり、本人に強くなってほしいからこそだったということがわかります。

「こいつらは三人とも優秀な俺の継子だ!!」

天元はご存じのとおり派手なことが好きで、あまり人を育てたりという器用なタイプではありません。

しかし、先のセリフにあるように炭治郎、善逸、伊之助達を信頼しており、才能があると見込んでの今回の修行だったのでしょう。
本当の継子になった訳ではありませんが、彼なりに育ててやりたいという気持ちがあったのだろうとも考えられます。

女好きな善逸を混浴で釣るというのはうまく考えたなと感じました(笑)。

そして、新鮮だったのか炭治郎抜きで善逸と伊之助が行動をしているところです。
3人そろっての行動が基本で、炭治郎がいないと二人の会話ってこんな感じになるんだなぁとも思されました。

善逸と伊之助の成長ストーリーでもありますが、どちらかというと天元の先のセリフの掘り下げのところがメインなのかなと思います。

天元や善逸が好きな人にはぜひ読んでほしいストーリーです。

第3話 甘露寺蜜璃の隠し事 あらすじ


出典:鬼滅の刃アニメ
主な登場人物:甘露寺蜜璃、伊黒小芭内、胡蝶しのぶ、甘露寺が過去に助けた少年

甘露寺が胡蝶しのぶの両親が鬼に殺された過去があったということを知り、自分が鬼殺隊に入った理由を話したことについて後悔する。
井黒が甘露寺の異変に気付き、しのぶにネチネチと相談をする。
その後、甘露寺が鬼を退治するも体が重く感じ、頬に軽傷を負ってしまい・・・。

第3話 甘露寺蜜璃の隠し事 感想

こちらの話は恋柱の甘露寺蜜璃がメインとなっています。
皆さんお待ちかねの伊黒小芭内×甘露寺蜜璃の通称「おばみつ」要素もあります。

この話を読んで思ったのが、やはり井黒さんはネチネチしていていちいち言動が面白いです。
ただ、不器用ながらも甘露寺さんから悩みを聞こうとしたり、彼なりに励まそうとしているところが微笑ましかったです(笑)

個人的にびっくりしたのは以前助けた少年が登場したところです。

「入隊したばかりの平隊士」の時に助けた少年ということらしいので、恐らくですが鬼滅の刃外伝に収録されていた煉獄さんのストーリーにでてきた少年と思われます。
登場シーンもそんなになかったのですが、まさかこのような形で小説にも出てくるとは思っていませんでした(笑)
外伝ともしっかり話が繋がっていて面白いですね。

外伝の感想についてはこちらの記事に書いています。

また、他の柱たちも岩柱が猫を抱っこしていたり、風柱が犬に餌をやっていたりと、ちょっと意外なシーンもあるので面白かったです。

今回は1話から3話までの感想なので、ここまでとします。
正直、ここまででも読み応えのある物語が多いです。

4話から6話についてはまた次回に書こうと思います。

もっと話の詳細が気になるという方はぜひ購入して読んでみてください。